昨日はお店の定休日、肩も少しづつ良くなってきたので、先週からサーフィンを再開しています。
しかし、身体はまだまだ全快までは時間がかかりそう(涙)
でも昨日は前日の低気圧通過でサイズアップした波を十分に楽しむ事ができました。
時間帯的に?お昼過ぎだったので、人も少なく何本か良い波に乗れ、大満足で帰宅。
来月くらいにサーフキャンプを企画中です。
ご都合の合う方は是非ご参加ください。
で、本題です。
本日は新しく入荷したサーフボードをご紹介します。
サンディエゴの若手シェーパーJeff Maccllumのシェイプするmaccllum surfboardが入荷しています。
ここ数年はJoel tudorのブランドのボードをシェイプを行ったり、カルフォルニアを
代表するシェイパーとなりつつあるJeff。
ここ数年の人気は鰻上りで、RonHarman、SuturdaysSurfなども取扱を始め、
そのブランドの知名度や人気は一気に急上昇。雑誌「blue」でも毎回取り上げられています。
mccallum 「Wide Kimura」 197000yen + tax
6'4" * 22" * 2&7/16"
かつてクークボックスでコラボしていたボードのテンプレートをベースにしながらも、
すべてがマッカラム・スタイルでリファインされたクワッド。
kimuraよりもその名の通り少し太めにシェイプされたwide kimura
マッカラムらしいデザインが随所に見られるボードで、ドライブ&フローを楽しめるボードです。
カラーリングもjeffの大好きなカラーblackをデッキ面に、またボトムはアブストラクトカラー。
とても特徴的なカラーリングの1本です。
この手のアブストラクトカラーは元々Joelのボードで多かった物ですが、
mccallumブランドでもこういったカラーが手に入るのは嬉しい事です。
フィンはオンフィンのグラスウッドフィン。
もちろん100%ハンドシェイプの1本です。
gloss & polish dark gray (almost black)
deck gray resin pin line
yellow to dark magenta abstract color rails
& bottom glass on wood quad fins
glass leash loop
mccallum 「JMMD」 210,000yen+tax
7'10" 21&1/2" 3"
ミドルレンジで比較的新しいラインナップのJMMD。
今回はクワッドセッティングのオンフィンが入荷。カラーはこちらもブラック。
マッカラムと言えばダラービル・マーク、チャイムデッキや独特なカラーリングなど、
独創的な表現手法で、今やサンディエゴを代表するオルタナティブ・シェイパーとなっている。
ポリッシュと言えば丁寧な仕上げが必要であり、一旦ポリッシュしたボードをサンディングすることなど
常識では考えられないかもしれない。それをあえて細かいマスキング作業によって、
サンディングのバンド・デザインを加えるのも斬新なアイデアのひとつだろう。
ただし、だからこそそこには個性的な魅力が感じられる。そしてワックスによってそれがひっそりと隠されてしまうところにも、ジェフの美に対する感性の奥深さが感じられる。
チャイム・デッキと呼ばれる個性的なデザインがマッカラム・スタイルと呼ばれるひとつになっている。
これはフラットに近いデッキデザインからレールサイドで一気に落とし込むというもので、
マッカラムのボードを見るとほとんどが3インチぐらい厚みあると勘違いされる方も多いところだが、
実際にはボードの中心とレールサイドの落とし込み直前の厚みがほぼ等しくなっていることで
浮力を確保しながらも、一気に落とし込んだレールはボキシー過ぎず、
厚みのより少ないボードのレールに近づいている。
このボードではセンターこそしっかりとボリューム感が出ているが、
ノーズやテールのフィンサイドでは厚みはかなり抑えられており、
特にテールエンドの厚みはミニマムとなっている。
Black out Polished deck
sliver pinline & pinline panel
sanded band
satin finish rails & bottom
glass leash loop
glass on wood quad fins
時折マッカラムのボードは難しいなどと聞くことがあるが、探ってみればボードのオーナーの意見では
無かったりするのが面白い。
かつてはクックボックスでジョエル・チューダーとのコラボボードを出していたマッカラムでは、
現在ジョエルが所属するチューダー・サーフボーズでも新たに幾つものモデルをリリースしている。
そんなジョエルはハードなバレルをチャージするパーソナル・ボードもマッカラムにオーダーしている。
また最近はフィルム・メーカーとしても有名なサイライス・サットンもマッカラムにオーダーした
ガンタイプのボードを屈指してバレルをメイクする映像を残している。
シビアな波で、そして自身のブランドで使う為のボードを任せていることが一体どんな意味を持っているのか。それを考えれば答えは明確である。そして更にジェフ・マッカラム自身のブランドの持つ魅力、
一本一本のボードに秘められた性能を試したくなるはずだ。
「Jeff McCallum」
1981年生まれとまだ30代ながら、今やオルタナティブ・シーンで欠かすことの出来ないサンディエゴのシェイパー。シェイプ自体を教わった訳ではないが、学生時代にクリス・クリステンソンのファクトリーでアルバイトをしながら、彼からシェイパーとしてのあり方を教わっている。
師匠と呼べる存在。 スキップ・フライからクリス・クリステンソンに、そしてクリスからジェフ・マッカラムへと受け継がれる、最も大切なシェイパーとして在り方。
そんな彼は、サンディエゴの伝統を受け継ぎながらも、唯一無二なボードを日々創造し続けている。
かつてはサーフボード・ビルディングのすべてを自らが手がけていたサーフボード・ビルダー。
サーフボードの製造工程すべてを熟知しているからこそ、作ることの可能なニーボード、スプーンで、
ビッグ・ロックのバレルを幾度もメイクし自らその可能性をテスト。
またその性能をサーフボードにブレンドすることで、フレックステールを持つ様々なモデルをリリースしたり、まるでアートのようなカラーリングを施すことで、彼の作り出すサーフボードは常に独創的である。
2015年2月17日に引退を宣言していたが、今やそれが許される環境ではなくなっている。
ジェフ・マッカラム本人はその日を「ザ・デー」と呼び、マッカラム・サーフボーズに「ビッグ・チェンジ」、つまりなんらかの大きな変化をもたらすと言っている。
未だどんな大きな変化が起こるかは本人のみぞ知るところなのだろうが、
元々シェイプ本数が少なく彼のボードの魅力を知ってしまったファンが多いので、
今のうちに気に入ったボードを確保しておくのも手なのかもしれない。
日本総代理店「
http://www.new-evolution.jp」で国内の在庫も確認する事ができます。
もちろん上記より取り寄せも可能です。
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