先日の火曜日に名古屋栄でBURTONのクリニックが行われました。
一部のディーラーだけが招待される物で、サイドカースタッフはお店が定休日という事もあり、
全員で参加して来ました。
今シーズンもまだ始まっていないのに既に2012シーズンの話や、僕らお店のスタッフが
使っている感想やお客様の声を直にBURTON本社からやってきたプロダクトマネージャーに
伝えるなど、約3時間内容の濃いミーティングとなりました。
そして今期発売されるBURTONのプロダクトの中でも個人的にも注目なのが、
ビンディングでしょう!
今期は大きく分けて3種類のビンディングがリリースされます。
★EST
★FULLDISK
★RE:FLEX
の3種類で、
まずESTは数年前よりBURTON独自のTHE CHANNELというレールのようなインサートホールに対応するビンディング=BURTONのボード専用ビンディング。
代表的なESTのBINDINGと言えば★CARTEL EST★
このBINDINGの大きな特徴としてはベースのしたにプレートがなく、
通常のBINDINGに比べ、ベース部分のフレックスが90%も柔らかいという事。
これによってBINDING下部のボードのフレックスが損なわれないという事。
しかしESTのBINDINGはBURTONのボードにしか使えないというデメリットがありました。
僕もその一人です。
次にFULLDISK名前は判りにくいですが、3D-DISKや4×4-DISKを使用する従来のタイプの
ビンディングです。BURTONはもちろんどのボードにでも使用できるメリットがあります。
が、ベース部分はフレックスしません。
代表的なモデルではCARTEL, MISSIONなどでしょうか?
写真の様にフレックスはほとんどしません。
次に今期発売の注目BINDING RE:FLEXシリーズ。
CO2、PROPHECYに採用された最新コンセプト。
FULLDISKとESTの両方のいい部分を併せ持つこのBINDING。
ベース部分がフレックスし、さらにどのボードにも使用可能。
通常のBINDINGに比べ、ベース部分のフレックスが70%も柔らかいという事。
PROPHECY
上の写真では判りにくいので、下の写真で説明しましょう。
ベースプレートを下から見るとこんな感じ。
黄色の部分がポリカーボネートの素材を使ったベース部分で、
グレーはショックを吸収するパッドが取り付けられていて、
パッドを取り外すとこんな感じ。
間が完全に割れている状態になってます。
なのでビンディングのセンター部分が完全に折れ曲がる様になってます。
もちろんDISKも専用の物がついていて、どんなボードでも取付が可能です。
さらにDISK自体もセンターから折れ曲がる様になっているという
素晴らしい発想です。
どれくらいフレックスするかを動画で取ってみました。
画像が荒くてみにくいですが、フレックスする所は判りやすいと思います。
このベース部分がフレックスする事によっての利点は
●ボードがノーズからテールまで均一にフレックスし、より自然にボードが曲がる。
●足裏のパッドが増えるため、振動吸収がより良くなる。
●ボードが曲がった際に角の部分にテンションがかかってボードが折れる事の激減が見込まれる
などがあげられますどれもすばらしい事ばかりでもちろん僕もこのBINDINGを今期使用しようと思ってます。
REFLEXのベースを採用しているのはCO2とPROPHECYの2機種です。
フリーランがメインの方はベースが固めのCO2
フリースタイルメインの方フレックスが柔らかめのPROPHECYと考えれば判り安いと思います。
あとはレイトモデルではバックカントリーユーザー待望のアレが復活します!
さらに詳しい事は店頭にてご説明致します。