ちょっと遅くなりましたが、先週の週末のバックカントリーツアーのレポートです。
今回はいつもに比べ若干人数が少なく、少数精鋭での開催となりました。
先週ずっと冬型が決まっていて、かなりの積雪を期待して現地へ乗り込んだのですが、実際には白馬の積雪は少なく、更に風がかなり強かった為に稜線や風の当たる面はかなり硬い雪となったいました。
ガイドは昨年同様にカラースポーツのスノーサーファー、市川さん。
先週はあらた等と日本海へサーフィンしにいった様で、2日間サーフィンの話も多く、この人も好き者?!と思わされました。
ピットチェックをする市川さん。
一日目。
青色の初心者向けの開催という事もあり、フィールドは栂池。
最もポピュラーな林道から早稲田小屋〜成城小屋と向かい青く晴れた天気の中、気温としては低めな寒さの中、先へ進む。
その前の週の雨と、その後の風が伴った降雪があったため、雪の安定度としては低く、大きな雪崩があった様で、白馬乗鞍岳から自然園まで流れ込んだ巨大なデブリの後を横目にもっともっと先へ進む。
気温は低いながらも天気がよく、終始参加者の皆さんは笑顔。
久しぶりに会った東京の友達「管ちゃん」今回わざわざ東京から参加してくれて、とても楽しいひとときが過ごせました。
結局ルートは高度を落とさず、かなり横移動して、市川さんいわく今まで滑ったことの無い斜面を滑り降りました。。
適度な斜度と開けたバーンで、始めて参加の方はちょっと緊張気味。
とりあえずの1本目をドロップ!!
ゲレンデにはない起伏に吹っ飛ばされる場面もありましたが、滑り終われば皆さん笑顔です。
雪のコンディションは思ったよりもよくテンションがあがったまま、2本目へと進み、まだ地形の埋まりきっていないアドベンチャーコースを進み、1日目は終了。
2日目。
前の日からの降雪は無く、前日から多くの人が山に入っていることが予想されていて、ノートラックの斜面があるかどうかが心配な所。
市川さんと相談しつつ、白乗の若栗へ決定。いつも滑るルートよりもっと奥のルートを選択し、コレが大正解!
滑り出しの50Mは風に叩かれてかたかった物の、沢の中は最高!
ほぼ底付き無しのしっとりパウダー!
1日目より斜度があって距離もとれ、脳内麻薬を分泌した僕たちは、
同じ沢を登り返し、更に2本目!!
「最高だね〜。」「ヤバいね〜。」とお決まりの言葉を連呼し、
更に3本目。雪崖を飛び降りドロップし、壁に当て込み、モッコリマッシュをオーリー!
自然ならではの地形を堪能し、また静かな山深い場所で休憩し、最後のトラバース地獄も難なくクリアーし、ゲレンデへ。
いやいや皆様お疲れさま。。
今回もいいツアーになりました。。
次回経験者の3月は既に定員いっぱいとなっております。。
キャンセル待ちでは受付中です。